ペットに起こる危険は床が原因だった!?リスクの把握と対策

滑りやすい床はペットに様々な問題を引き起こす

フローリングはペットの足元が滑りやすく、常に危険が伴います。小さなケガだけでなく、時には精神的な問題を引き起こすこともあるかもしれません。ペットが年を重ねるとさらに危険度が高まる為、フロアコーティングをはじめ、様々な安全対策が必要になります。

床を施工しないことで起こる2つの問題

①怪我
ペットを室内で飼うことにより増えているペットのケガのひとつに、関節症があります。犬や猫は本来土などグリップ力のある場所で生活する生き物なので、滑りやすい床の上での生活は、私たちがスケートリンクの上で生活する感覚に近いものがあります。滑りやすいフローリングは、足の付け根や背骨に負担がかかり、股関節脱臼や膝蓋骨脱臼、骨関節炎などの原因になりかねません。またこのような関節症は繰り返しやすいので注意が必要です。特に年を重ねたシニアペットは足腰の力が弱っているので、フローリングの影響が若いペットよりも出やすくなります。痛みを感じる生活を送らせないためにも、ペットを室内で飼う場合には、フローリングに滑り止め効果のある工夫をしておくことをおすすめします。
②病気
滑りやすいフローリングは、関節症といった外傷的なケガだけでなく、精神的にもダメージが大きく出てしまうことがあります。床が滑りやすいということは、日々の生活の中で繰り返し感じるストレスとなるものです。人間がストレスを感じると、体の不調となって症状が現れるのと同じで、ペットの場合もストレスが身体的な症状として現れることがあります。ペットの感じるストレスは、皮膚炎や膀胱炎、胃腸炎といった症状となって現れます。ペットが原因不明の下痢を繰り返したり、体の一部を舐め続けて赤くただれたり腫れたりしている場合は要注意です。ペットの健康のためにも、飼い主は少しでもそのストレスを少なくしてあげましょう。

特に注意しておきたいペットの関節症

動作に表れる症状
フローリングが滑るので踏ん張ることにより、ペットに「変形性関節症」という症状が出る場合があります。変形性関節症は、骨と骨がぶつかり合い、激しい痛みを伴います。ペットは症状を話すことができませんから、飼い主がペットの動作からそれを読み取ってあげる必要があります。変形性関節症になると、引きずるような歩き方をしたり、階段の上り下りを嫌がったり、歩くときに頭や腰が不自然に揺れるなどの動作が見られるので注意しましょう。
性格に表れる症状
ペットが関節を傷めていると、それが外傷ではなく、性格的な面で現れることもあります。これまで元気だったペットの食欲が急に落ち、散歩を嫌がり、痛みを感じる部分を触られないようにするため、飼い主にうなって抵抗するなどが見られます。ペット本来の性格が変わったわけではなく、体の故障からくる痛みやストレスが原因となっている場合がほとんどです。日頃から異変がないかペットの様子をしっかりと観察しておくことが大切です。
犬

滑りやすいフローリングは、滑り止め対策をしておかないと、大切なペットの体に悪影響を及ぼしてしまう恐れがあります。犬や猫の身体は、屋外のグリップの効いた場所で活動できるようにできています。滑りやすい場所で走ったり、ソファから降りる時に踏ん張ったりと、ペットの体にはその都度負担がかかってしまうため早めの対策が必要です。

今すぐにできる対処法

ペット用のマット
自分でできるフローリングの滑り止め対策としては、コルクマットを敷いたり、ペット用のマットを敷く方法もあります。これらは、手軽にペットの足腰への負担を減らすことができるというメリットがあります。反対にデメリットとしては、おしっこのシミや匂いが付きやすいく、またフローリングへの吸着性が商品によってずいぶん差があるという点です。吸着性が悪いとズレやすいのでしっかりと確認してから買うことをおすすめします。ペットがマットを噛んだり引っ張ったりすることで劣化しやすくなるので、決して耐久性に優れているとは言えません。抜け毛の多い種類のペットであれば、掃除も大変かもしれません。
滑りどめスプレー
フローリングの滑り止め対策として、滑りどめスプレーがあります。スプレーを振りかけたあと、布などで拭き広げる必要があるので、広範囲に使用したい場合に滑り止めスプレーを使うのでは作業効率が悪いでしょう。また、滑り止めスプレーの効果は一時的なものなので、その都度スプレーしなければなりません。一時的にペットを預かる場合には便利ですが、日常的にペットが室内にいる家庭には不向きです。日常的にペットが室内にいる家庭では、スプレータイプよりもフロアコーティングのように耐久性と持続性に優れた物の方が向いています。

ペットの苦しみをいち早く解消

滑りやすいフローリングは、ペットに体の内外からさまざまな影響を及ぼすことがあります。体の異変や痛みを感じていても、ペットは話すことができません。飼い主がペットの様子を観察していて、最近様子がおかしいなと感じた時は、なるべく早く動物病院などを受診するようにしましょう。関節症などは、日ごろからのケアが大切です。年齢を重ねてもペットが安心して暮らせるように早めにフロアコーティングを施すことをおすすめします。

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